痔の日帰り手術 

日本人の約3人に1人は痔で悩んでいるといわれています。
痔には大きく分けて
「いぼ痔(痔核)」、「切れ痔(裂肛)」、「あな痔(痔ろう)」の
3つに分類され、それぞれ症状は異なります。

痔の種類について

いぼ痔

肛門の血行が悪くなり、血管の一部がこぶ状に腫れた状態です。

切れ痔

肛門付近の皮膚が切れたり裂けたりする状態です。

あな痔

肛門の周りに膿がたまって、直腸と皮膚をつなげるトンネルができた状態です。

ジオン注硬化療法(ALTA療法)について

痔を患っている患者さんの中で最も多いのが「いぼ痔(痔核)」です。

いぼ痔は、直腸側にできる「内痔核」と肛門側にできる「外痔核」に分けられます。当院で取り扱っている「ジオン注硬化療法(ALTA療法)」とは、「ジオン注射」を用いた内痔核の治療方法です。排便時に脱出してしまう、または普段から脱出したままの内痔核に、ジオンという治療薬を注射することで、手術とほぼ同等の治療効果が得られ、さらに出血や痛みを抑えることができます。

投与後は、痔核に流れ込む血液の量が減り、時間の経過と共に血液が止まっていきます。個人差はありますが、1週間から1カ月で次第に注射された部分が小さくなり、やがて脱出が見られなくなります。

当院ではこの「ジオン注硬化療法(ALTA療法)」を日帰りで行っており、外痔核はジオン注硬化療法での治療の時に同時切除も可能です。忙しい主婦の方や時間の作りづらいサラリーマンの方々に喜んでいただいております。診察時は、少しでもリラックスしていただけるようにカーテンで仕切られた、プライバシーに配慮した空間をご用意しています。どうぞお気軽にご相談ください。

ジオン注のメリット

  • 痛みがない部分に注射するので、傷口が痛むことがほとんどありません。
  • 大きな傷口が無いので出血はほとんどありません。
  • 投与後、翌日から排便・入浴が可能です。
  • 当院では火曜日および金曜日の昼の時間帯に手術を行っています。手術後は翌々日(場合によっては翌日)から出勤可能なので、土日休みの場合は金曜日に実施すれば仕事を休む必要がありません。
  • 健康保険が適用できるため、手術に比べて治療費を安く済ませることができます。

ジオンとは

出血を抑えて脱出症状を改善する「硫酸アルミニウムカリウム水和物」と、硫酸アルミニウムカリウム水和物の働きを調整する「タンニン酸」を有効成分とした硬化剤です。痔に流れ込む血液の量を減らし、痔を硬くして粘膜に癒着・固定させる作用があります。有効成分の頭文字から「ALTA=Aluminum Potassium Sulfate Hydrate・Tannic Acid(アルタ)」とも呼ばれます。

ジオン注射の効果

投与直後から痔核へ流れ込む血液量が減るので、投与翌日には出血が止まります。また、脱出の程度も軽くなります。その後、時間の経過と共に痔核は次第に小さくなり、引き伸ばされていたクッション部分の支持組織が元の位置に癒着・固定して、個人差はありますが1週間~1カ月ほどで脱出がみられなくなります。

四段階注射法について

ジオン注射は、「四段階注射法」という特殊な手法で投与されます。内痔核一つにつき、痔核上側の粘膜下層→痔核中央の粘膜下層→痔核中央の粘膜固有層→痔核下側の粘膜下層の順で計4ヵ所に薬液を注射します。正しい場所に正確な量の薬液を注入するには技術と経験が必要です。そのため、「四段階注射法」は日本大腸肛門病学会に所属している、痔核治療の経験が豊富で「四段階注射法」の講習を受けた医師のみが施行することができるのです。

治療前日までの流れ

1診察

まず、当クリニックを受診していただき、痔の状態を診察させていただきます。

2術日の決定

治療自体は30分程度で終わりますが、術前の準備などを含め、来院からお帰りになるまでは2時間程度かかるとお考えください。

3術前検査

施術のために必要な血液検査などを行います。

4お薬の処方

施術当日に使用していただく下剤などを処方します。

治療当日の流れ

1朝食

当日の朝食は朝9時までにすませて、それ以後は食べたり飲んだりしないでください。毎日内服しているお薬がある方は、医師から指示を受けていない限り、少量の水で服用していただくことが可能です。

2排便

朝食後に、座薬(レシカルボン)2個を肛門より挿入してください。15分程で溶けると、腸の運動を活発にして排便を促します。必ず自宅で排便を済ませてから、クリニックにお越しください。

3来院

クリニックに到着したら、入口のインターフォンを鳴らしてください。自動ドアが開き、中に入れます。手術着に着替えた後、治療が始まります。

4点滴

点滴をします。

5麻酔注射

肛門を取り巻く括約筋を麻酔注射で緩めます。

6四段階注射法

次に、内痔核一つにつき、痔核上側の粘膜下層→痔核中央の粘膜下層→痔核中央の粘膜固有層→痔核下側の粘膜下層の順で計4ヵ所に薬液を注射します。投与直後から痔核へ流れ込む血液の量が減り、出血が止まります。

7帰宅

施術後は、抗生剤を投与し、院内でしばらく休んでいただきます。その後、特に異常がなければ、治療が終わった約2時間後にお帰りいただけます。

治療前日までの流れ
診察
  • まず、当院を受診していただき、痔の状態を診察させていただきます。
術日の決定
  • 治療自体は30分程度で終わりますが、術前の準備などを含め、来院からお帰りになるまでは2時間程度かかるとお考えください。
術前検査
  • 施術のために必要な血液検査などを行います。
お薬の処方
  • 施術当日に使用していただく下剤などを処方します。
治療当日の流れ
朝食
  • 当日の朝食は朝9時までにすませて、それ以後は食べたり飲んだりしないでください。毎日内服しているお薬がある方は、医師から指示を受けていない限り、少量の水で服用していただくことが可能です。
排便
  • 朝食後に、座薬(レシカルボン)2個を肛門より挿入してください。15分程で溶けると、腸の運動を活発にして排便を促します。必ず自宅で排便を済ませてから、クリニックにお越しください。
来院
  • クリニックに到着したら、入口のインターフォンを鳴らしてください。自動ドアが開き、中に入れます。手術着に着替えた後、治療が始まります。
点滴
  • 点滴をします。
麻酔注射
  • 肛門を取り巻く括約筋を麻酔注射で緩めます。
四段階注射法
  • 次に、内痔核一つにつき、痔核上側の粘膜下層→痔核中央の粘膜下層→痔核中央の粘膜固有層→痔核下側の粘膜下層の順で計4ヵ所に薬液を注射します。投与直後から痔核へ流れ込む血液の量が減り、出血が止まります。
帰宅
  • 施術後は、抗生剤を投与し、院内でしばらく休んでいただきます。その後、特に異常がなければ、治療が終わった約2時間後にお帰りいただけます。

施術後の受診

可能な方には、施術翌日も受診をしていただきます。その後は1~2週間に1度のペースで通院していただき、治療後から3カ月間は経過を観察させていただきます。

痔を再発させないために

治療後に以前と変わらない生活を続けていると、新しい痔ができてしまいます。痔の再発を防ぐためには、おしりに負担のかかる生活習慣を改めることが大切です。

規則正しい排便を心掛ける

  • 食事の際は食物繊維や水分を摂り便通を整える
  • 便意を我慢せずトイレに行く
  • いきむのは3分以内を心掛け、無理に出しきろうとしない
  • 下痢を招きやすいアルコール類や香辛料などを控える
  • 適度な運動で腸の働きを活性化させる
  • 便秘の原因になるような無理なダイエットはしない

清潔に保つ

  • 腰から下だけ湯船に浸かる坐浴(ざよく)を行う
  • ウォシュレットは水圧の弱い温水を使う
  • 洗浄後は、おしりをよく乾かす(便座に乾燥機能がない場合は清潔なタオルなどで軽くおさえる)

負担を減らす

  • 長時間同じ姿勢をとり続けない
  • 過労やストレスを避ける
  • 体を冷やさない
ファミリークリニックはら TEL:03-3480-3992 ファミリークリニックはら TEL:03-3480-3992